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デスノート考察 ~キラは正義なのか?~


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デスノート13巻、HOW  TO  READ  真相 に読者が善悪を決めてくださいという事だったので、今回はキラは正義なのか?を考えたいと思います。

 

勝っていたら正義、負けたから悪や善悪論は配慮しません。

仮にキラがニアに勝っていて、キラの思想のまま世の中が進んでいったら、結果としてどういう世界ができるのか?

 

にフォーカスして考察していきます。

 

まず、夜神月の性格ですが、プライドが高く、独善的で感情の起伏が激しい人物です。

そして、死神の目の取引は絶対にしないと決めていたので、本気で人々の為に自分の命を削ってまで、世の中を気概はありませんでした。

デスノートで世の中を変えようとしたのは、リュ―クと同じく、単に毎日つまらない日々を過ごすという退屈からの解放が最大の理由でした。

 

また、夜神月は犯罪者のいない世の中を創るだけではなく、

 

「人間界の頂点に立ち、新世界の神となる」

 

という欲望がありました。

 

そして、リンド・L・テイラーの挑発に乗った夜神月は

 

「僕は正義だ。悪に怯える弱い者を救い、誰もが理想とする新世界の神となる男だ。

そして、その神に逆らう者!

それこそが悪だ」

 

と言って、自分に逆らう者は殺しています。

夜神月は恐怖による独裁は狙っていませんでしたが、結果として必ず自然とそうなってしまいます。

6年間ほぼ毎日、片っ端に犯罪者を殺していた事から確実に間違って名前が報道された者や冤罪の者も殺されていました。

犯罪者だからという理由で裁判の結果や事情や配慮を熟考せず、人間が人間を裁く事の大きさを考えず、作業の様に殺しまくっていました。

 

そして、夜神月は自分がキラだとニア達に告白した時、誤った人間=死ではないと演説していましたが、全ての人間が常に何か一度でも過ちを犯したら、死という恐怖を抱えたまま、一生生きて行く事になります。

こうなってしまうと、行動に常に委縮してしまう所か、何も行動できないまま人生を過ごしていく事になります。

事実、電車で女性に絡んだ程度の男は魅上照に殺され、明らかに夜神月はそれに対して、看過していました。

目的を達成する為の死の基準が夜神月の主観や感情、都合によるものです。

例え、ニアに勝っていたとしても、また別の目的を見付けたら、また夜神月による犠牲者が増えてしまいます。

 

確かにキラの力だけで、6年で戦争はなくなり、世界の犯罪の7割に減少させたという実績は素晴らしいです。

 

しかし、魅上照が高田アナウンサーに出した指示の「能力がある人間がその能力を社会貢献に生かさず無駄に生きる事を許さない」という思想に対して夜神月は「まだ早過ぎるという」と思っていたので、キラによる独裁社会が完成したら、いずれニートや無職の者達は殺していたと考えられます。

これは明らかに犯罪者がいない世界の理想を遥かに度が超えた世界です。

また、以下の者達は例え犯罪者ではなくても殺されます。

 

・キラを捕まえようとする者。

・デスノートの存在を知った者。

・キラに関わった者。

・キラを捕まえようとする者と関わってしまった者(本人にその意思がない者でも)

 

思考がだんだんとエスカレートしていった事から、仮にあの時、ニア達を殺していたら、世の中のキラ反対派やキラ否定派は全員殺していたと考えられます。

 

ここまでの思想ではキラは確実に悪です。

 

しかし、キラは正義なのか?悪なのか?は民主主義に基づいて、世界中の人達の多数決制で決めたいと思います。

 

キラに対する思想層は以下の通りに分類できます。

 

・キラ信者

・出来ればキラ世界が良い。(キラ肯定派)

・どちらでも良い。

・出来ればキラが現れるまでの世界で良い。(キラ反対派)

・キラは殺人鬼なので逮捕しなければならない。(キラ否定派)

 

そして、アメリカがキラを追わないと宣言した時点でのキラ支持層は夜神月が7割に達したら、新世界が出来ると考えて、キラの無記名やインターネットのアンケートではキラ支持層の方が多数という結果が出ている事からキラ支持層とキラ不支持層は6 : 4の割合だったと考えられます。

この6 : 4の割合は恐らく、世界の富裕層、中間層、貧困層に大別出来ると思います。

 

真面目に生きても報われない人が多い貧困層はキラ肯定派が多く、中間層はどちらでも良いが多く、悪事を働いている人が多い富裕層はキラ反対派が多いと考えられます。

世界中の貧困層が圧倒的一番に多いですが、お金は信用創造で発行している以上、ゼロサムゲームなので、富裕層が存在する以上、貧困層は必ず発生してしまう仕組みです。

そして、その富裕層を全員殺しても、必ずまた次の富裕層が誕生するか、全員仲良く中間層以下かある一定の人間や国が大借金を抱える世界になってしまいます。

これではいずれ地球から人がいなくなるでしょう。

 

ですので、前述のキラの本当の正体とキラ世界が続いた先の末路を知り、多数決制で投票をした場合、キラ不支持層が勝つ気がします。

 

そして、夜神月はニア達に自分がキラと告白した際に、自分の事を

 

「新世界の神」

 

と宣言していました。

 

こういった地位や名居は結果的に、人々が幸せになり、人々が勝手にその人を崇めて始めてそう呼ばれ、称えられます。

しかし、自分でそう名乗っている以上、新世界を創る目的が他人の幸せの為より自分の地位の為です。

 

さらに、松田に銃で撃たれ、手詰まりになった夜神月は自分の牢獄暮らしの嫌悪や、自分の命を守るためにリュ―クにニア達を殺させようとしました。

つまり、夜神月は結局、他の人と同じ自分の命や生活(裕福な生活)が一番大事だという事です。

これだったら、自分の命を犠牲にしてまでデスノートの解明をしたLや自分の命をいつでも差し出す覚悟があったニアがキラをしていた方がよっぽどマシです。

 

もし、あの時、例えリュ―クがニア達を殺して、夜神月が生き延びたとしても、夜神月に逆らう者は犯罪者でなくてもリュ―クによって顔と名前が分からずとも、デスノートで確実に殺されるという構図が完成してしまいます。

これではいつ自分の命が消されるという殺人の恐怖をさらに抱え、世界はキラの完全な独裁となってしまいます。

 

独裁国家は歴史上、必ず大量の死者に出し、破綻しています。

破綻した時に、夜神月が死ぬまでずっと独裁世界のままになってしまいます。

もし、夜神月が自分の後継者を発掘、育成、洗脳したら、永久に世界は独裁となってしまいます。

 

以上の事から総合的にキラは確実に悪という結論です。


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