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ヒカルの碁名勝負 ~ヒカル vs 高永夏~


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最後は北斗杯の日韓戦ヒカル vs 高永夏(コヨンハ)について解説したいと思います。

 

北斗杯日本代表に決まったヒカルは週刊囲碁の古瀬村記者から北斗杯韓国代表の高永夏が「本因坊秀策(佐為)なんか、たいしたことない」と聞かされ、初めて高永夏を意識します。

そして、高永夏に佐為の実力を思い知らしめたいヒカルは倉田に韓国戦だけでも大将にしてほしいとお願いしますが、副将にさせられます。

 

そして、北斗杯が開幕し、ヒカルは韓国代表に選ばれた秀英と再会します。

しかし、ヒカルは秀英に高永夏が「秀策なんか、たいしたことない」と言っていたと言います。

 

秀英は高永夏に真意を確かめますが、高永夏はそんな事言っていないと否定します。

韓国語が怪しかった日本人記者が間違えて訳してしまって、誤解だったことが分かりましたが、高永夏が誤解だったとヒカルに伝えてくるのを止めさせます。

秀策をバカにした高慢な棋士と思われるのならばそれはそれで面白いと考えました。

 

そして、レセプションで高永夏はヒカルの目の前で「秀策などもし今現れても自分の敵じゃない」と宣言します。

 

秀策(佐為)をバカにされたヒカルは倉田にどうしても韓国戦の大将になって、高永夏と対局したいと言い出しますが、大将は実力実績からアキラでヒカルは副将を命じられます。

しかし、中国戦で良い所を見せたら考え直しても良いと言いました。

 

そして、中国戦に臨んだヒカルは力んでしまい本来の力が出せず、形勢は絶望となりました。

しかし、驚異の追い上げを見せました。

それでも前半の大差が響き、結果、1目半でヒカルの負けとなりました。

 

しかし、それを見ていた倉田は韓国戦の大将はヒカルを指名しました。

大将は中国戦同様、アキラだと思い、選手のメンバー表を見て、驚く解説者、客席、韓国側。

 

そして、高永夏と秀英にそこまで秀策に拘るヒカルにとって秀策はなんだと聞かれ、ヒカルは「俺が碁を打つ理由は」と答え、対局が始まります。

 

対局序盤、高永夏が予想外のキリを打ってきて、観客と解説は驚きます。

しかし、ヒカルはその一手の意図に気付き反撃する一手がないと考えました。

そして中盤、ヒカルは高永夏の石を切断して形勢を逆転させます。

しかし、直ぐに高永夏は踏み込んできたヒカルの石を上手く利用し、陣地を減らし、その上、高永夏の石にも逃げ出されました。

 

そして、高永夏はヒカルを自分と対等の棋士だと認識しました。

結果は高永夏の半目勝ちでヒカルが負けました。

 

対局が終わり、高永夏に対局前にヒカルが言っていた「なぜ碁を打つのか?」を聞き、ヒカルは「遠い過去と遠い未来を繋げるために俺はいる」と答えました。

 

そして、高永夏は「俺達は皆そうだろ」と言い、会場を後にします。

そして、日本語が話せる中国代表団長、楊海は「そんなの今生きている奴誰だってそうだろ。棋士も囲碁も関係ナシ。国も何もかも関係ナシ。なぜ碁を打つのかもなぜ生きているのかも一緒じゃないか」と言い放ちます。

 

現代を生きる人達は過去の人達の意思を受け継ぎ、自分達の世代が終わったら後世に託すという当たり前の構図をこの一局は現わしていたのです。


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