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ダジブロ

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生命保険の裏の話 ~その2~


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さて、生命保険の裏話の続きを暴露しよう。

 

まず、ダジリは前提で個々の金融商品での話をしていない。

あくまでダジリが指摘しているのは全体的な金融商品の事だ。

 

確かに個々で観れば例えば、30年満期の保険商品で、30年間、毎月の保険料払い続けて元本割れしない金融商品もあるが、そうなったら解約や契約内容を変更した人も含めて必ず損する人が出てくる。

 

現在、保険料を払っている人が将来、満期保険金、配当金、保険金をあんまり貰えなくなる可能性や最悪保険会社が倒産して生命保険契約者保護機構の救済を受ける事もある。

 

なぜなら、ゼロサムゲームだから。

仮に保険会社が市中銀行の信用創造的な事が出来て、お金を創造出来たとしても、それは必ず誰かの借金って事だから、何十年か先に絶対に損する人が出てくる。

例え、保険会社が違っても、機関投資家が得するという事はどこかの機関投資家が損しているという事だ。

 

また、仮に元本割れしていない外資系の保険会社(プルデンシャル、ジブラルタ等)の保険商品があったとしても、大抵、運用がドル建てだから、為替リスクで円で貰うとすると保険料総額を下回ることもあるから、利率や返戻率は当てにならない。

長期的に見れば、円高になるから、恐らくは外貨積立は損する可能性が高い。

 

そして、日本の保険会社で円建ての保険商品だとしても実は為替の影響は少なからず、出てくる。

何故なら、日本の保険会社の機関投資家は円資産だけで運用していないからだ。

確かに、保険商品にドル建てとは書いていないし、扱っていない。

もちろん、その保険商品で集めたお金は円で運用され、ストックされる。

でも、日本の保険会社の機関投資家はそれとは別にドルで集めたドルベースの保険料のドル資産も持っていて、そのドル資産でドルで買えるアメリカの国債や債券、株式(自己株式を含む)、デリバティブ商品を売買したりして運用して、得た利益の一部を保険金や会社の利益に充てる為のヘッジしている。

つまり日本の保険会社は集めた保険料を円のみで貯蓄、運用して、仮に機関投資家が大損を出したら、全員に保険金や満期保険金を払えないので、保険料以外の別のドル資産でも運用してヘッジしている。

 

だから、金融商品としては肩書としては円建ての商品しかないが、実際には保険料以外から集めたドル資金で運用した利益を円建ての商品にその一部をヘッジしている。

 

仮に、今後、消費税増税や貿易摩擦、関税撤廃でもっとデフレになったら、日本の株式市場が株安になったり、債務を抱えている会社の不渡りや債務不履行、日本国債の価値の下落、日本の不動産やJ-REITの利回り低下、デリバティブ、投資信託、ETFの運用益も悪くなり、保険会社が契約者に保険金や満期保険金や配当金が払えなくなる。

今は、世界経済が不安定だから、投資家がヘッジする為に株安になると円高傾向にあるが、世界経済が好景気だったら、普通、株安になると2000年代前半みたいに円安になる。

 

さらに、アベノミクスで日銀がずっと国債やETFを市中銀行から買い取って、市中銀行の日銀の預けているお金にマイナス金利掛けて、国民に流そうとして円安政策をずっとやっている。

仮にもっと、日銀が市中銀行から国債やETFを買い取り、市中銀行が国内への融資を増やしたり、投資したら今より、もっと円安になる。

(現状、銀行は実際には海外資産を買ったり、投資しているからそうはなっていないが)

もし、極端な円安になったらドルで運用しているのが圧倒的に利益が出て、保険金のヘッジができるし、日本の会社の利益も上がる。

 

逆に極端な円高になったら、ドル資産に損が出るから、アメリカの会社との連結決算でも、日本の会社の単独決算でも会社の利益は下がるし、もしかしたら日本円のストックが尽きて、保険金も予定利率や返戻率通りに払えないかもしれない。

そういう意味で、日本の保険会社が円建てしていても為替リスクや為替の影響がある。

 

つまり、ドルベースでの保険料収入や運用も含めて、日本の保険商品に充てる保険金や満期保険金、配当金等のポートフォリオ組んで、契約者への支払いに充てている。

恐らく、ポートフォリオは為替リスクを最小限に抑える様に組んでいると思うが、外貨も含んでいる以上、為替の影響は少なからず絶対に出る。

 

会社の利益が下がれば、含み損を抱え、当然自己資本比率が下がるから、会社のソルベンシー・マージン比率も低くなり、金融庁から通知が来たり、監査が入ったりして、それで新規加入者が減ったり、解約する人も増える恐れもある。

その場合、また、予定利率を下げる新しい保険商品を作って、新規者や契約中の人達にそれをおススメしたり、切替させたり、更新させたりして、円建ての保険料が上がる可能性も保険金が下がる可能性もある。

だから、外貨で運用してその一部を保険金にヘッジしている以上、為替リスクはある。

集めた保険料をドル転して全てをドルで貯蓄、運用していると為替リスクで会社が倒産するリスクもある。

 

だから、日本の保険会社は基本集めた保険料は円で貯蓄して円で運用して円で保険金や満期保険金の支払いをしている。

それで、円で貯蓄、運用で大損して、保険金や満期保険金、配当金等を払えなくなったら、ドルで運用したドル資産を円転して支払いに充てている。

だから為替リスクがあって円で貰うとすると保険料総額を下回ることもあるから、利率や返戻率は当てにならない。

 

それに関しても少し、補足する。

もっと、マクロ的に見ればもし円建て保険商品で国内の市場だけで運用している機関投資家がいたとしても、もし輸出メーカーの株式や債券を保有し、運用していたら、円高になったら国内の保険商品の予定利率や返戻率が下がったり、配当あまり出なかったりするから、結局、為替リスクはある。

逆に、海外から材料を輸入して、国内で売っているメーカーの株式や債券を保有し、運用していたら、円安になったら損する。

直接、その会社が海外から輸入、海外へ輸出していなかったり、メーカーでなくても取引先や関連会社が輸出、輸入しているから、保険会社の機関投資家が日本の会社の株式、債券を保有して、運用している以上、為替リスクはある。

 

だから、運用している以上それが国内市場の会社だけだったとしても結局、為替リスクが全くない保険商品などこの世に存在しない。

 

続く。


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