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ダジブロ

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詐欺師に飲み代とコーヒーを奢って貰った話


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さて、今回からネットワークビジネス以外のビジネス、投資の詐欺勧誘をされた時のエピソードを暴露したいと思う。

 

第一回目の今回は詐欺師に飲み代とコーヒーを奢って貰った話を明かしたいと思う。

 

ダジリが詐欺師と会ったのは愛知から東京に出て来て4ヵ月経った2016年3月末の時だ。

東京に知り合いがいなかったダジリは初めて、mixiで繋がりやりとりをしていた男と会う事になった。

 

ダジリはSNS上で同性と会うのは初めてだったので、嬉しくなり意気揚々と待ち合わせの御徒町駅に向かった。

 

待ち合わせ時間になったら小柄の男が現れた。

いきなり会話が弾み、近くの居酒屋に行く事になった。

 

店に入り、酒を飲むとさらに会話が弾んだ。

聞くと彼はダジリよりも2つ上で賃貸不動産会社に勤めているらしい。

 

ダジリが前職で自動車開発エンジニアをやっていた事を話すと、彼の実家が自動車修理工場で車が好きらしく、車の話で盛り上がった。

さらに、彼は野球好きでダジリも野球好きだったのでさらに話が盛り上がった。

 

お互いをあだ名で呼び合い、好きな野球や車の話で盛り上がっていたら、急に彼のスマホが鳴った。

話すと、彼はいきなり丁寧な言葉遣いになり、緊張し始めた声になった。

 

電話を切ると、知り合いの起業家が近くにいるのでここに来るという事になった。

ダジリはこの時、起業家と会うのは初めてで、この時から独立を考えていて、かなり嬉しくなった。

 

暫くすると、スーツにネックレスをした男が現れた。

かなり、気さくな男で3人は酒を飲み、料理をつまみながらさらに話が盛り上がった。

起業家の男は日本ハムの中田翔とバーで一緒に撮った写真を見せたり、幅広い繋がりが多い事をアピールしてきた。

ダジリも純粋に人脈が凄いと思った。

 

そして、起業家の男はスマホを取り出して、FXの話をし始めた。

取引の画面をダジリ達に見せ、1日の利益が50万円だったと言ってきた。

ダジリは画面の見方は分からなかったが、見た目は利益が出ていそうな感じだった。

そして、賃貸不動産会社員の男は「凄い、興味ある」と言い出した。

ダジリも当時、ビジネスや投資に関しては全くの無知だったので、興味はあった。

すると、起業家の男は「誰でも出来る」と言い、後日詳しい人から話を聞かないかと言ってきた。

 

そして、賃貸不動産会社員とダジリは後日、話を聞く事になった。

 

会計の時に起業家が「今日は奢ってあげる」と言い、パンパンの財布を開けた。

見ると財布の中身には100万円はあり、そこから1万円札を取り出した。

 

不動産会社員とダジリは起業家の男にお礼を言い、解散した。

その日の夜にLINEで再びお礼を言い、起業家の男はFXの利益の証拠画像を送ってきた。

 

そして、後日、上野でFXの話を聞く事になった。

ダジリは先に集合場所に行き、暫くすると笑顔で不動産会社員がやってきた。

起業家の男と説明してくれる人はまだ前の予定が終わっていないという事で2人は近くのカフェに入った。

すると、不動産会社員が「奢ってあげる」と言い、コーヒーを奢ってくれた。

 

ダジリ達は30分くらい時間を潰し、2人が待つ別のカフェに移動した。

カフェに行くと、起業家の男とスーツ姿の中年男性が席に座っていた。

 

2人は席に着き、4人は会話を始めた。

中年男性は投資系の営業をやっているらしい。

口調は穏やかで、地元が愛知県でダジリも愛知県出身という事で話が盛り上がった。

 

そして、本題のFXに話をし始めた。

FXで利益を出している理由はあるエンジニアが作った自動売買システムを使っているからと言い出し、不動産会社員の彼は「凄いですね」と淡々と言い出し、人柄が変わったように見えた。

 

そして、投資系の営業マンはこのFXの自動売買ツールを150万円で買わないかという話に持ち込んできた。

ダジリはここでようやくこの3人は詐欺師だと判った。

 

初めは自動売買ツール代と投資元金は消費者金融で借りれば良いと言ってきた。

賃貸不動産会社員の彼は「自分はやる」と言い出した。

そして、ダジリにも「やろうよ」と言い出した。

 

3人はグルで不動産会社員がターゲットのアポ取りと自分はやると事でダジリを安心させる役割、起業家の男がブランディングと興味付けさせる役割、投資系の営業マンがFXの自動売買ツール説明させる役割で後でダジリから騙し取った150万円を山分けする事が確定になった。

 

ダジリは渋るふりをしながら、断りの言い訳を考えた。

そして、断る理由を話始めた。

起業家の男はダジリの意見に反論した。

暫く、無言な状態が続いた。

すると、起業家の男と投資系の営業マンは席を離れた。

 

暫く、賃貸不動産会社員の彼と2人で話始めた。

ダジリを諭すように話してきたが、ダジリはいぜん渋った。

渋っているダジリを見たら、口調が荒くなった。

怒りがだんだんましてきた彼は何故か、不動産会社員の彼は自分の上司に常日頃から殴られる等のパワハラを受けていて頑張っている話をしてきた。

 

しかし、ダジリはこの姿をみて、強く断って帰ると言った。

すると、不動産会社員の男はキレながら、無言になった。

 

カフェの会計をする時に、1000円札しかないというと「俺達が出すからいいわ」と大声で言い、ダジリは「ありがとうございます」と言い、足早にカフェを去った。

カフェの入り口で起業家の男がいて、ダジリは軽く会話をして「やらない事にしました」と言い、起業家の男は「あっ、そうまたね」と言い、ダジリは足早にカフェを去った。

 

そして、その日の夜に早速2人のLINEをブロックした。

今思えば、無知な状態で行き、詐欺師3人の手が込んだ芝居に良く騙されなかったと思う。

逆にダジリは詐欺師達に5000円ほど奢って貰ったのだ。笑


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