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デスノート考察 ~Lはどうやったらキラに勝っていたのか?~


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デスノートの連載が終了してはや、13年が経とうとしています。

未だに人気を誇る伝説的な漫画です。

 

第一部ではLとキラ(夜神月)の激しい頭脳戦を展開し、最終的にキラがLに勝ち、新世界を創り始めました。

しかし、Lがキラに勝つことはできなかったのでしょうか?

そこで、Lはどうやったらキラに勝っていたのかを考えてみます。

 

Lがレムに殺されるまでの経緯は下記の流れです。

 

Lがレムに殺されるまでの経緯

 

最初の心臓麻痺の被害者が新宿の通り魔(音原田九郎)だったからキラが日本にいて、音原田九郎を殺し方のモルモットに使ったと推測

 

テレビ中継でキラの存在、殺害、キラが関東にいることを証明

 

死亡推定時刻から学生の線を疑い。

2日連続で一時間おきに23人を殺害したことから、キラが死の時間を自由に操られることと警察内部の情報を知る手段を持っていると推測

 

キラは学生と疑わせる為に死亡推定時刻をわざと調整していたと推測

キラが警察に精通していると判断し、LがFBIを使い警察関係者141人を捜査。

キラが殺しに必要なのは顔と断定。

 

刑務所内の犯罪者の不可解な行動から死の直前の行動を操られると推測。

 

FBI捜査官12人全員に捜査官の顔写真ファイルを持たせて殺害したことから、キラがFBI捜査官12人の内だれかと接触し、ファイルが持った時間が早かった者がキラが接触したと推測。

 

名前が分からないまたは名前が間違われて報道された大物犯罪者の全てが死を免れていたことからキラが殺しに必要なのは顔と名前と断定。

FBI捜査官が日本に入ってから、刑務所の犯罪者で死の行動を操るテストをした5日間でFBIが捜査していた者の中にキラがいると断定。

 

レイ=ペンバーが改札とホームの映像では封筒を持っていたのに死のシーンでは封筒を持っていないこと、レイ=ペンバーの婚約者の南空ナオミの失踪したことからレイ=ペンバーが捜査していた北村次長とその家族、夜神局長とその家族に容疑者を絞る。

 

盗聴カメラの映像から夜神月が一番何かを感じさせ、東応大学の入学式で「私はLです」と夜神月に告げる。

 

夜神月にキラとしての証拠、殺しの仕方を明らかにするため夜神月に接触し、キラの容疑者として疑っていることを告げ、プロファイリングを実施。

夜神月を捜査本部へ連れて行くことを検討。

 

顔だけで殺せたことからさくらTVに送り付けたビデオのキラを第二のキラと推測。

第二のキラがキラと接触できていなく、警察とキラと第二のキラの争奪戦を予測。

 

夜神月に警察本部と捜査協力をさせる。

第二のキラがLをテレビ出演させ、それをキラは止めることはしないので、夜神月が第二のキラの推理をしたら、夜神月のキラの疑いは薄くなると推理。

 

夜神月が第二のキラの推理をしたが、夜神月に本物のキラを演じさせ、第二のキラの罪のない者の殺しを止めさせるように指示。

 

第二のキラがキラへの興味のみで行動していると推理。

キラが第二のキラへの返事を期待。

 

第二のキラからのメッセージでキラと第二のキラが繋がったと推測。

 

自分の顔を知っている者でキラの容疑者は夜神月だけだから、近日中に自分が死んだら夜神月がキラだと断定と夜神局長に告げる。

 

弥海砂を第二のキラの容疑者として確保。

弥海砂の確保を知る者が少ない中、今、弥海砂を殺害すれば夜神月がキラという疑いが濃くなるから、しないと推測。

 

夜神月がキラ容疑者として監禁。

こうなる展開を自分から仕向けた可能性を疑う。

 

夜神月監禁後、すぐにキラによる殺しはなくなったが、15日後キラによる殺しが再開し、混乱する。

夜神月が監禁されている中で犯罪者が殺され、別のキラと推測。

 

夜神局長に演技をさせ、夜神月が夜神局長にキラによる殺害するかどうかを観てみるが、しなかった為、監禁を解除。

弥海砂を第二のキラと監視しつつ、夜神月と共にキラ捜査を実施。

 

キラと第二のキラは夜神月と弥海砂と断定し、キラの力は人を渡って行くと推測。

 

ヨツバにとって都合の死が多いことから、ヨツバの誰かがキラもしくはヨツバの中にキラの能力を持った者がいると推測。

心臓麻痺以外の方法でも殺せることが判明。

 

夜神月がキラであると推理し、ヨツバキラにキラの能力を一度渡し、今はキラであった自覚がなくなっていて、自分の疑いが晴れたところでもう一度、その能力を戻し、自分を殺し、Lの座を奪った上でキラになると推測。

 

弥海砂の手柄で火口がヨツバキラと判明したが、火口を逮捕し犯罪者殺しも止まってしまったら、ヨツバの7人がキラに殺され、殺し方が分からなくなってしまうと推測。

 

夜神月はキラだったが、キラの能力は人に渡りこれは夜神月の意思で渡ったと断定。

火口を逮捕する前に火口に松田を殺させようとし、松田の殺し方を観るためにさくらTVを使う。

 

火口が顔だけで殺せるキラとなり、火口を確保。

デスノートと死神の存在が判明。

ノートを見せ合うと第二のキラからの手紙に書いてあって夜神月が青山に行ったことからデスノートは2冊以上存在していると断定。

 

火口死亡。

火口を殺したのは夜神月と推測し、顔を見ると名前が分かる目が存在すると判明。

デスノートを使った人間がその使っていた記憶を失うと推測。

 

弥海砂が自由になった途端、犯罪者殺しが再開し、殺しを行っているのは弥海砂と推測。

切り離したノートに名前を書いても人を殺せると推測し、火口もその場で夜神月が殺したと推測。

デスノートに一度名前を書き込んでしまった者は13日以内に次の名前を書かないと自分が死ぬというルールが存在し、夜神月と弥海砂が生きていることだけがネック。

13日ルールが本当かどうか司法取引で検証しようとする。

 

Lがレムに殺される。

 

経緯は以上ですが、キラが現れLがレムに殺されるまでLが一貫して拘ったのが

 

「キラを逮捕してから尋問や証拠を出させ、殺しの方法を明らかにするのではなく、キラの殺しの方法を自分で明らかにして、キラとしての証拠を明らかにしてから逮捕する」

 

ことです。

言い悪いは別として、これに拘っていなかったらもっと早い段階でキラを捕まえ、被害者も少なく済んでいたでしょう。

事件解決の為だけなら、夜神月を容疑者と断定した時点で逮捕すべきでした。

 

日本警察にLとして始めて自分の顔を見せた時点でキラに負け、Lは幼稚で負けず嫌いな性格なので、意地でもキラによる殺しの方法を自分で明らかにして、キラとしての証拠を明らかにしてから逮捕に固執したという気持ちの変化はあったと思います。

 

 

まず、Lがキラに勝てる時があるとすれば、第二のキラの現れた直後です。

 

もし、第二のキラが現われなかったら、死神の目を持つ人間は人間界には存在することはなく、キラは夜神月だと特定していて、あとは殺し方と証拠が分かれば、夜神月は逮捕されたので時間の問題だったでしょう。

第二のキラが現われなかったら、夜神月を警察本部に入れ、夜神月の部屋の中をもう一度捜査し、盗聴器と監視カメラを仕掛け、殺しの方法を明らかにし、キラとしての証拠を得ることはできたでしょう。

夜神月がデスノートの存在を知る人間は自分だけにしたかったことから、キラによる殺し

を誰かに任せるという発想には至らなかったと考えられます。

 

(もし誰かに任せてもキラ信者もしくは夜神月の頼みを聞く人間しかデスノートを使いませんし、自分の寿命を半分にして死神の目を持とうとする者はかなり限られ、基本的にはLを殺せたらそのデスノートを使っていた者は夜神月に殺されます)

 

しかし、第二のキラが現れたことで殺しの方法を見付けることは容易になったとも言えます。

 

弥海砂が夜神月をキラだと見付ける前に、第二のキラの容疑者として確保し、弥海砂と夜神月の接点を予めなくせば良かったのです。

この時点で弥海砂が夜神月をキラだと知らないので、弥海砂が第二のキラとして行動しているのはキラが好きな感情だけで夜神月が好きな感情はまだなく、弥海砂を監禁して、デスノートの所有権を放棄する前に殺しの方法を吐かせることは可能で、デスノートの存在、死神の存在、死神の目、デスノートの所有権を持っている者は寿命が見えないことが分かり(勿論、弥海砂、デスノートのことは一切夜神月には教えず)、弥海砂のデスノートを日本警察が押収し、死刑囚を使い、デスノートの力を立証できたでしょう。

 

そうすれば、いくらでも勝つ方法はありました。

例えば、死刑判決を受けている者に、死刑を免除する代わりに司法取引をして犯罪者で死神の目の取引をして、(近日中死刑か残りの寿命半分かという選択)、夜神月を見れば、夜神月がキラだと確たる証拠を挙げることができたでしょう。

 

次にLがキラに勝てる時があるとすれば、火口逮捕時です。

 

まず、夜神月と一緒にキラを捜査し始める時から火口逮捕時までかなりの時間があります。

Lはキラが夜神月で第二のキラが弥海砂だったが、現在は別の者がキラの殺しを行っていることが分かっていました。

そして、その記憶を失っていて、夜神月の意思でキラの能力で動かして、疑いが晴れた頃に、その能力がもう一度、夜神月に戻ってくるようにしていると考えていました。

この時、夜神月もデスノートの存在を知らないので、夜神月の頭脳も使って、夜神月にキラの能力を戻す方法や今後起こり得ることも考えられた筈です。

 

そして、夜神月と一緒に捜査しつつ、デスノートとヨツバキラを夜神月よりも早く見つけ、デスノートとヨツバキラを確保すれば良かったのです、

 

火口がヨツバキラと断定し、火口の殺す方法を見る為に松田を使い、罠を嵌めました。

その時、火口が松田の偽名を書きましたが、「くそっ、死なない」と発言したことから、ノートに名前を書いたら死ぬことをLは推測しましたが、断定できませんでした。

 

そして、火口が第二のキラと同じく名前だけで殺せるキラになり殺し方を断定できないまま火口を確保しようとしましたが、その時に、火口から夜神月へキラの能力を戻させることも予測し、夜神月との手錠を外し、夜神月をヘリコプターに同乗させずに、デスノートに触らせなかったら、良かったのです。

挙句の果てには自らの信念を曲げ、火口を拘束して、自ら「キラとしてどうやって人を殺してきた?」と聞く次第です。

これだったら、夜神月をキラの容疑者として監禁したときに拷問するなりにして聞くのと変わりません。

 

最後にLがキラに勝てる時があるとしたら、レムがレムにLを殺させるという夜神月の計画に気付く前です。

 

この死神の目があると、顔を見ただけでその人物の名前と寿命が分かること、それが取引によって人間に持てることを知ります。

そして、自分の顔を見た死神(レム)には自分の本名が分かっていることを知っていた筈です。

 

となると、自分をデスノートを使って殺すのは弥海砂かレムか弥海砂から名前を教えて貰った夜神月しかいないということです。

 

Lは他のデスノートが人間界に存在し、そのデスノートで弥海砂がまた犯罪者殺しを行っていると考えていましたから、死神の目の取引をして顔を見ただけで殺せるキラになった。

ので、弥海砂がLや日本警察と会うのは禁止にしていた筈です。

 

となると、自分を殺せるのはレムしかいないと考えられます。

Lは切り離したノートでも効果があると予測し、隠し持っていたノートの切り離しに夜神月が火口の名前を書いた可能性に気付いていました。

そしてはデスノートに一度名前を書き込んでしまった者は13日以内に次の名前を書かないと自分が死ぬというルールが嘘かもしれないと見抜いていました。

死刑囚と司法取引をしてデスノートの能力と13日ルールの検証を早くしていれば、夜神月と弥海砂の監禁の意味がなくなり、キラ容疑は再び浮かび、少なくとも弥海砂は直ぐにでも逮捕できたでしょう。

 

死神がデスノートを使うことで人間の寿命に関わったら、その書いた死神が死ぬことをLは知りませんでしたが、レムが海砂にいれこんでいて、海砂のために自分のデスノートを使うことなどレムと海砂が会っていることすらも知らないLは到底読めませんが、これまでの自分を殺せるのはレムしかいない、現在、デスノートで犯罪者殺しを行っているのは弥海砂、13日ルールは嘘かもしれないという推測から夜神月がレムに自分を殺させる為に

弥海砂が再び犯罪者殺しを行っていると考えられた筈です。

 

よって、Lはキラを逮捕してから尋問や証拠を出させ、殺しの方法を明らかにするのではなく、キラの殺しの方法を自分で明らかにして、キラとしての証拠を明らかにしてから逮捕する機会は3回あったが、どれも見逃してしまったということです。

 

また、司法取引をしてデスノートの検証をせずに、映画版と同じキラの証明方法ですが、これは漫画版では無理でしょう。

 

映画版はデスノートで自らの名前を自分で書いて、23日間はレムがデスノートに名前を書いても、自分の死の変更できず、レムがLの名前を書いた時点では演技で死んだふりをし、レムが死んだので夜神月はそれを信じました。(ワタリの名前も書いたので、海砂の寿命に関わったとしてレムも死んだ)

 

そして、偽のデスノートを作り、それを弥海砂の本物にデスノートと入れ替え、フェイクニュースを流し、その偽のデスノートに夜神月に日本警察の名前を書かせ、キラとしての証拠を上げようとしました。

 

しかし、あの時点で親も含めて日本警察の捜査員を全員殺すということは13日ルールよって50日以上監禁されていた夜神月がキラではないと立証できる者もいなくなる為、考えられにくい筈です。

例え日本警察の捜査員を殺そうとしても死んだレムのデスノートを奪い、そのデスノートに名前を書く可能性もありました。(そうなれば、本当に日本警察の捜査員が死んでしまいます)

 

漫画版の夜神月はデスノートの存在を知る者は全員殺すと考えていましたから、キラ信者とキラによる犯罪者殺しを加速して、新世界ができそうな時点で親でもいずれ殺していたと考えられます。

しかし、漫画版のLは自分が死ぬのは嫌だと言っていたので、自分の命を捨てることはしなかったと考えられます。

 

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また、ダジリがデスノートよりおススメするミステリーは↓ですので、是非一度、拝読を!

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