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スラムダンク名勝負 ~湘北 VS 海南大付属~


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続いては神奈川県代表インターハイ予選 決勝リーグ1回戦 湘北と王者、海南大付属との試合です。

 

海南キャプテンで海南史上初めて、1年でレギュラーを取った牧は無名の赤木の事を知っていました。

清田が桜木を挑発します。

それに対して、桜木は清田に対抗します。

それに見かねた牧が清田を、赤木が桜木をげんこつします。

 

試合開始。

牧以来の1年で海南のレギュラーを取った清田は桜木に「見てたぜ翔陽戦。ダンク決める気分はどうなだ?」と声を掛け、桜木は「おめーにはわかるまい」と自慢します。

 

試合開始直後は両チームの激しい攻防で点が入りません。

しかし、清田が桜木のブロックをかわしてワンハンドダンクを決めます。

試合前に清田はダンクができないと思っていた桜木はコケにされたと思い、怒ります。

 

湘北も赤木が清田のブロックを吹っ飛ばしてダンクを決めます。

そして、前半10分、16対20で海南4点リード。

桜木がオフェンスリバンドを取り、底知れない運動量をみて海南監督高頭は驚きます。

そして、桜木がフェイントからシュートを決め、海南がタイムアウトを取ります。

 

そして、高頭は試合に出た事がない3年宮益を初めて起用します。

身長160cm、体重42kgでひ弱の選手投入で、湘北はあっけに取られます。

案の定、宮城にスティールされます。

 

しかし、宮益が桜木にボックスワンでつきます。

桜木が素人と見抜いた高頭監督は宮益にディフェンスは何もしなくても良いと指示します。

どフリーの桜木は強敵相手ではないと自分の実力以上が出ず、シュートを決められません。

 

そして、宮益をフリーにした湘北は宮益に3Pシュートを決められます。

赤木はシュートの入らない桜木にゴール下はダンクだけを狙えと指示します。

ダンクをしようとする桜木ですが、牧にブロックされてしまいます。

点差は15点差に広がり、安西監督がタイムアウトを取り、桜木は交代させられてしまいます。

 

タイムアウト明け、清田が流川を煽ります。

しかし、流川が立て続けにシュートを決め11点差に縮めます。

 

しかし、ここで湘北にアクシデントが起こります。

赤木がリバウンドの着地の際に、海南の高砂の足を踏んでしまい、捻挫をしてしまったのです。

赤木は治療のため、ベンチに下がります。

インサイドが弱くなった湘北は桜木を投入します。

海南もインサイド主体で攻めようとします。

しかし、流川と桜木コンビでゴールを死守します。

 

そして、流川が3Pシュート等立て続けにシュートを決め、ついに点差を2点差まで縮め、高頭監督がたまらずタイムアウトを取り、選手を叱咤します。

 

海南は牧がシュートを決め、再び4点差にしますが、流川がダブルクラッチダンクというスーパープレイで2点差にし、高頭監督がぶちキレます。

しかし、前半終了間近、流川のスティールからついに試合を49対49の同点にし、前半が終了します。

 

そして、試合後半。

赤木が試合に戻ります。

赤木の怪我をみた桜木は自らからジャンパーを買ってみせました。

そして、赤木がリバウンドを取りシュートを決め、この試合初めて湘北がリードします。

赤木は痛いのを我慢し、1年の頃から目標だったインターハイ出場、全国制覇のこのやっと掴んだチャンスに賭けようとします。

 

しかし、海南も牧のペネトレイトでシュートを決め、ファールを貰い試合は再び海南がリードします。

湘北も赤木の活躍で何とか対抗しますが、牧の活躍で徐々に点差を離されます。

牧のペネトレイトから神の3Pが決まり、試合を10点差にします。

 

そして、安西監督がタイムアウトを取ります。

安西監督は勝負に出ます。

インサイドの牧に4人をつかせ、アウトサイドの神を桜木にフェイスガードでマークさせようという作戦です。

この作戦ははまりました。

試合終盤でも運動量豊富な桜木によって神のシュートはブロックされます。

そして、ダンクを決めようとした桜木が牧にファールを貰います。

桜木がフリースローが入らないと知っていた高頭監督は安堵します。

 

しかし、フリースローが入らない桜木は何と下から投げるという投法で2本連続でシュートを決めます。

そして、試合は残り4分半で湘北は宮城のシュートが決まり、点差を4点差にします。

 

海南はシューター宮益を投入しますが、湘北は神に桜木、宮益に宮城をつかせ、インサイドは赤木、流川、三井で固め、牧のペネトレイトを防ぐ作戦に出ます。

そして、牧のペネトレイトから清田にパスが渡り、ダンクをしようとしますが、赤木がブロックします。

そして、試合は両チームシュート決め、点差が4点と6点の間を行ったり来たりして、残り時間は2分となりました。

 

体力の限界を迎えた流川のダンクが決まり、点差は4点となり小暮と交代となりました。

赤木が必死でリバウンドを取り、残り時間45秒で桜木のマークが牧から高砂になった桜木に赤木は「オフェンスリバウンドを取ったら、迷わずダンクにいけ」と指示します。

そして、桜木はフェイントを入れ、ダンクを決め、さらに牧からファールを貰い、フリースロー1本を獲得しました。

 

残り時間、19秒で2点負けている湘北は桜木がわざとフリースローを外して、同点、逆転を狙います。

そして、桜木がフリースローを外し、赤木がリバウンドを取り、3Pエリアに待ち構えていた三井にパスを出し、三井が3Pシュートを打ちます。

 

シュートが入ったと確信した三井はこぶしを握ります。

しかし、シュートは外れてしまいました。

リバウンドを勝負となり、桜木が必死に飛びリバウンドを取りました。

そして、赤木にパスを出そうとしましたが、海南の選手高砂にパスを出してしまい、そのままタイムアップとなり、88対90で海南の勝利となりました。

 

3Pシュートが決まったと思っていた三井はつめで三井のシュートに触っていた清田に声を掛けます。

自分のミスのせいで負けてしまった桜木は泣きます。

 

翌日、落ち込む桜木は学校をさぼります。

しかし、サボっていた桜木に晴子が励まし、夜、練習終了後体育館に来ます。

流川とどちらが負けた責任だったかという事で殴り合いの喧嘩をします。

そして、責任を取った桜木は丸坊主となりました。

 

この試合は桜木が初めてダンクを決めた試合となりました。

 

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